10円ほど前の話

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話がどんどん近づいてまいりました。

 

羽根木時代の到来をお告げしたばかりかと存じます。

 

この時代、この時代だっていろいろありましたが、

 

私たちにとって黄金の時代といっても過言ではありません。

 

幸せ、

 

でした。

 

羽根木時代の到来は、

 

私のささやかな自営業の終焉の時

 

でもあったのですが、

 

念願の主人の就職のときでもありました。

 

ニートあるあるになると思いますが、

 

就業から長く離れると、

 

就職活動自体が怖くなります。

 

主人はそんな状況でした。

 

なんども泣かせました。

 

ありもしない職務経歴書を盛って盛ってA4にしました。

 

何社も落ちました。

 

でも私はそのたび求人情報を見て

 

主人が生き生きと働けそうな職場を探し、

 

応募し、志望動機を書き、

 

履歴書を書かせ(志望動機は写させ)、

 

ネクタイを選び、靴下を履かせ

 

面接に送り出しました。

 

状況を聞き、励ましました。

 

高校生のとき、テストの点数を聞き励ました

 

(主人はその教科で98点を取ったのだけど

 

1問を不正解にしたのは社会科教員が100点を出させたくない意地悪だ

 

と励ましたら、真後ろにその先生がいた)

 

それと一緒だった。

 

あともう少し、あとひつつ足りないだけ。

 

私には毎回そう思えた。

 

就職すればいいというものではないので

 

主人の条件で、私の基準を満たしくれる会社はそう多くはなかった。

 

そして今の会社にぶちあたることになる。

 

今の会社はブラックで知られる超大手

 

日本人なら名前を知らない人は全国津々浦々いないと思う。

 

もはやライフラインといってもいい。

 

私は主人に言った。

 

「この会社で3年頑張れば、

 

転職するときにどの会社に行っても

 

あの会社で3年できたのなら

 

うちでもできるはず、

 

必ずそう思ってもらえるから頑張れ!」

 

私はいつものようにネットから勝手に応募し

 

志望理由にもっともなことを書き、

 

面接に送り出した。

 

手ごたえはあった。

 

なんか行ける気がした。

 

見事的中。

 

主人は面接もそこそこに

 

入社手続きに必要な血液検査をし帰ってきましたとさ。

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