20年も前の話⑧

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帰宅したのは遅い時間でした、

 

夕食を済ませ、

 

実母を探すと

 

実母は、ゲームをしてました

 

テトリスかぷよぷよかヨッシーのクッキーかパネルでぽんか

 

とにかくパズルゲームを一人でしてました。

 

実父はいないみたいでした。

 

知れたら大変なことになると恐れていた私は

 

このチャンスはもうないと、

 

実母に話しかけます

 

もう実母を何て呼んでいいかわからなくなるほど

 

関係は悪化していました

 

ママなのか、おかあさんなのか

 

それさえもわからなかったんです。

 

私はなにもいわず

 

エコー写真を差し出しました。

 

すべてを悟ったような母は

 

なにかいくつか質問をして

 

小言を言われるかと覚悟していた私を

 

抱きしめました。

 

抱き返すほど私の心は柔らかくなく、

 

体を固くしてまっすぐに立って

 

手を下にしっかりに握りました。

 

 

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