5年前のこと⑪

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帰宅すると主人は帰っていた。

 

すぐに本題に入った。

 

今すぐ電話してここに呼びなさいといった。

 

興奮していてこの時の主人の顔は覚えていない。

 

電話をしなかった。

 

しないなら私がする。

 

私は機種変する前の携帯から拾っていた番号に電話をした。

 

時間は12時を回っていた。

 

出ろ、

出ろ、

出ろ。

 

三回目のリダイヤルで女は出た。

 

私は言った

 

〇〇です。

 

主人がとってもお世話になっているようで。

 

『はぁ、お世話になってます』

 

お世話になってますじゃねぇよ

 

自分のやってることがどういうことかわかってるのか

 

今すぐうちに来い。

 

私は大声を上げた

 

 

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