五年前のこと⑯ まきこと対面

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はっとしたのはご経験のある方でしょう。

 

私のテンションが一気に上がります

 

『あんた妊娠してるでしょう!』

 

だったのか、主人が言ったのか覚えてないです。

 

なんと交際三か月で三か月の胎児が腹の中にいたのです。

 

それからの私の狂気は記憶にありません。

 

思いつく限りの罵倒の言葉を叫びました。

 

主人にも。

 

そして同時に考えるのです。

 

このおんなのこどもを産ませてはいけないと。

 

娘のために、私のために、主人のために。

 

女のために。

 

そのこのために。

 

 

 

 

懐柔に入ります。

 

私は優しい言葉で諭します。

 

「赤ちゃんは、

 

すべての人から

 

祝福されて

 

産まれてこなければならない。

 

わたしはそのこの幸せを願えない。

 

そういう人間が一人でもいたら、

 

そのこは幸せになれない」

 

と。

 

もちろん望まれずに生まれてくる命があることも知っています。

 

そのこたちがしあわせになれないとはおもません。

 

ただ、そのおんなの、

 

その腹の命は、

 

うまれてきても不幸になると、確信して話しました。

 

怒号と懐柔を繰り返しますが

 

女はまだきめられないと繰り返すばかり。

 

堕胎の経験のある私からすると

 

堕胎するなら一日も早いほうがいい。

 

なぜなら

 

母体への影響が少なくなるから。

 

ごめんなさい。

 

あのとき私が産めなかったこ、ごめんなさい

 

 

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