五年前のこと⑭ まきこと対面

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座る位置はまきこが部屋に来る前に

 

主人が決めた。

 

入り口側にまきこと並んで主人が

 

奥に私が娘を抱いて。

 

娘に怖い思いをさせないように。

 

私の神経は過敏になっていた。

 

ブランケットをはなさないまきこ

 

薄笑いさえ浮かべ、危機感の様子もない

 

こいつ基〇外か?とさえ思うほどの落ち着きだった

 

そして、私の言葉から対面がはじまった。

 

今日見聞きしてきたことを語り、

 

事実ですねと。

 

主人とまきこは

 

あっさりと不貞の事実を認めた。

 

口論さえなかった。

 

そして不思議そうに主人と私をみた。

 

(まだあの話してないの?とでもいうように……)

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